輸入米の価格偽装!? 「調整金」禁止へ
2016.10.8(土)
今日は「調整金」について勉強しよう。
*僕自身分からない単語や難しい単語は太字にして文章の最後に記述したいと思います。
4割の業者が認めている?輸入米価格偽装で「調整金」禁止へ...
農林水産省は7日、輸入米の売買入札で「調整金」と呼ばれるリベートを使って価格を高く見せかける不透明な取引があった問題に対する実態調査の結果を公表し、かつ4割超の商社や卸業者で金銭のやりとりを確認しました。国産米の価格への影響は否定しましたが、野党の反発は必須で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認に向けた国会審議は難航しそうです。
調査では、問題となった米輸入の「売買同時入札」(SBS)で直近5年間で落札実績のある商社と卸業者などの計139社からヒアリングなどを実施しました。そのうち、40社が金銭のやりとりで「過去にあったが現在はない」と、21社が「現在もある」と回答しました。
山本有二農水省相は7日の閣議後の記者会見で「今までの目の曇りが明らかになるような調査内容だ」と述べましたが、ヒアリング対象者の記憶が曖昧だったことなどを理由に不正取引のあった時期については踏み込ませんでした。
一方、国内の米需要に対して問題の輸入枠は小さく、「国産米の需給や価格に影響を与えていることを示す事実は確認できなかった」と結論付けました。
再発防止を図るため、今後は入札契約に金銭の授受の禁止を明記するとしています。
今日のワード
🔴調整金
基金化されていない補助金部分の前倒し使用や一定要件を満たす場合の次年度使用を可能とする制度です。
日本・米国を中心とした環太平洋地域による経済連携協定(EPA)の意味です。
🔴リベート
日本独特の商慣行である割り戻し制度で、「売上割戻」や「仕入割戻」、「キックバック」とも呼ばれ、メーカーや卸売業者などが商品の売上高や取引高など一定の条件をクリアした流通業者(卸売店や小売店)に対して支払う報酬(割戻金、報酬金、奨励金)のことを言います。
🔴売買同時入札(SBS)
国際貿易において、輸入業者が政府に売る価格と、卸売業者が政府から買う価格を、両方の業者があらかじめ相談して決め、連名で入札する制度です。
分からないことだらけでも毎日続けて少しずつ知識を蓄えていきましょう。
では、またバイバイ👋
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